中小企業診断士で独立できる?
中小企業診断士は経営コンサルタントですから、もちろん独立することは充分可能です。
中小企業診断士で独立している人は、診断士全体の3割以下。
多いと見るか少ないと見るかは人それぞれですが、個人的にはそれなりに多いように思います。
もちろん独立する条件としては、
「自分の力で顧客を獲得できる。」
というのが最低条件です。
残念ながら、経営のプロである中小企業診断士でこの条件を満たせない人が多すぎるのが不思議なところですが、ビジネスをやる以上顧客は必須です。
お金を払ってくれるのは「顧客」以外にいないのですから。
この点は、中小企業診断士だろうが、税理士だろうが、行政書士だろうが、けん玉塾塾長だろうが、みんな同じです。
「顧客の獲得」と一口に言っても、いきなり顧客が湧いて現れるわけではなくて、顧客獲得にはいくつかの段階があります。
・自分(ビジネス)の存在を認知してもらう
↓
・興味を持ってもらう
↓
・欲しい(契約したい)と思ってもらう ←ここまではまだ「見込み客」
↓
・買ってもらう(契約してもらう) ←ここでやっと顧客になります。
少なくとも、何も無い所から顧客を獲得するためには、このような4つの段階を一つずつクリアしていかなければなりません。
そのための一つの方法が「広告活動」になるわけですが、「マーケティングの4P」とか「コトラーの競争戦略」とか、そんな無駄なことを考える暇があるなら、この4つの段階をどのようにクリアしていくかを考えなければならないのです。
マーケティングの4Pより、“顧客獲得の4S(SはSTEP。勝手に命名・笑)”です。
それができて初めて、独立への道が開けてきます。
しかも、自分で顧客を獲得できる力が身に着くと、単純に経営コンサルタントとしての実力も上がりますし、コンサルティングの説得力も上がります。
経営コンサルタントには必須のスキルですので、まずは「顧客獲得の4S」をマスターしてくださいね☆
独立で一番苦労するのって、どんな仕事でもまずは「顧客獲得」ですから。
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