中小企業診断士の合格率を見てみよう!
中小企業診断士の合格率を見てみましょう!
「中小企業診断士の難易度は?」でもお伝えしましたが、試験の難易度はかなり高いです。
「一次試験は範囲が広くて大変」「二次試験は応用レベルが高くて大変」という二重の大変さがあるのですが、では全体の合格率はどうなっているのでしょうか?
一次試験:19.7%
二次試験:19.4%
(※ 中小企業診断協会が公表している、平成19〜23年試験データの平均値です。)
細かい数字を気にせずに概略すると、一次試験と二次試験で共に約20%の合格率であることがわかります。
総受験者のうち、20%が一次試験を突破し、その突破した20%の中から、さらに20%の人が二次試験を突破することになるので、一次試験と二次試験をトータルで考えると合格率は4%くらいになります。
行政書士よりは難しいけど、司法書士ほどではない、といった感じでしょうか。
実際僕が勉強した感じでいうと、この表現でおおよそ間違いないと思います。
ちなみに理系の方は、電験3種と同じくらいの難易度と考えればほとんど間違いないかと思います。(個人的には計算問題が多い分、電験のほうが勉強にめんどくささを感じましたが。。)
で、中小企業診断士は難しい試験ではあるのですが、普通に働いているサラリーマンであれば、勉強する内容は“常識の延長線上にある知識”ばかりなので、内容自体は決して難しくないということを理解しておきましょう。
ですので、内容の理解で苦しむことはほとんどありません。
強いて言うなら、「経営情報システム」が専門性が高くて理解しづらいかもしれませんが、その他の科目はビジネスマンとしては常識の範疇にある知識です。
広い知識を効率よく記憶していく勉強をしていけば、そんなに難しく考える必要はありません。
ちなみに、口述試験の合格率は99%以上なので、ほぼ全員合格です。
とは言っても毎年数人落ちてしまう残念な人も存在するので、安易に考えず、一般的な節度とマナーをもって臨むように心がけましょう。
(なんと言っても、99%以上合格の試験で仮に不合格になったら、ショックの度合いが大きすぎて立ち直れないかもしれません・笑)
ですので、「質問されても答えない」とか「わかりません」とか、診断士として明らかにふさわしくないことをやってしまうと落とされる可能性があります。
わからなくても考えて答えて、たとえ間違っていたとしても自信を持って答えることが重要です。
そうすればおおよそ大丈夫です。
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